著者
鳥飼 香代子
出版者
熊本大学教育学部附属教育実践総合センター
雑誌
熊本大学教育実践研究
巻号頁・発行日
vol.26, pp.117-119, 2009-02-27

熊本駅前東A地区の再開発計画として建設予定の構想案が昨年4月明らかになった.新幹線全線開通に向けて建設されるのは,「森ピル」提案の108メートル,33階建の超高層ビルである1,2階部分は熊本市の情報発信基地や小売店になる予定だが,それ以外の上層階は分譲マンションである.比較的地価も安く,空地も多い熊本で,なぜ超高層の分譲マンションなのか.本稿では,超高層の住宅はどのように評価されているのかを,子育ての場として適切かどうかという視点から,文献を中心に検討する.