著者
Izumi Ryotaro Takahashi Eikichi
出版者
山形大学
雑誌
山形大学紀要. 工学 (ISSN:0085834X)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.183-196, 1954-12-20

前回につづいてここでは硫黄釜のうち,特に丸釜と連続式精煉釜との揚合について理論的に解き,おのおのの場合の数値例を示し伝熱現象を判明させた。 この結果は「硫黄釜における伝熱問題について」と題し,昭和29年6月18日 日本機械学会盛岡地方講演会で発表したものである。 計算については実験データーを提供し,詳細の指導を戴いた当学部応用化学科篠崎平馬教授の御厚情に感謝する。 また数値計算を遂行された当研究室金子祝郎君に対し深謝する。