著者
金城 邦夫 小濱 継雄 垣花 廣幸 Kinjo Kunio Kohama Tsuguo Kakinohana Hiroyuki 沖縄県ミバエ対策事業所 Okinawa Prefectural Fruit Fly Eradication Project Office
出版者
沖縄農業研究会
雑誌
沖縄農業 (ISSN:13441477)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.25-30, 1991-07

品種Nco310の夏植収穫茎で1.赤腐に関与する蔗茎の損傷原因、2.メイチュウ類による加害と赤腐の発生について調査を行った。1.赤腐の発生茎率は90.0%で赤腐節率は17.4%であった。2.赤腐節の損傷には、メイチュウ類の食入孔(84.1%)と、成長亀裂(8.8%)があった。赤腐の発生にはメイチュウ類の加害が大きく関与していた。3.メイチュウ類の食入があった場合、その内の80.0%が赤腐に結びついていた。