- 著者
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村松 勝信
藤島 英知
神部 守
藤井 慶博
MURAMATSU Katsunobu
FUJISHIMA Hidetomo
KANBE Mamoru
FUJII Yoshihiro
- 出版者
- 秋田大学教育文化学部附属教育実践研究支援センター
- 雑誌
- 秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 = BULLETIN OF THE CENTER FOR EDUCATIONAL RESEARCH AND PRACTICE FACULTY OF EDUCATION AND HUMAN STUDIES AKITA UNIVERSITY (ISSN:24328871)
- 巻号頁・発行日
- vol.39, pp.159-166, 2017-03-31
本研究では,高等学校定時制課程における「ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業改善」の実践を通して,その有効性と教員の意識の変化を検討した.その結果,教材・教具の工夫や視覚的・聴覚的手掛かりといった授業の改善が図られ,多くの教員が授業の充実を実感していた.また,授業を参観する教員にとっても,授業を観る視点の広がりと観察する力が高まっていた.課題として,本実践の成果を生徒の学力や意識変化で検討していくことがあげられるとともに,今後学校の教育活動全体へ波及させていくことを提起した.