- 著者
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神谷 昌史
Masashi Kamiya
- 出版者
- 滋賀文教短期大学
- 雑誌
- 滋賀文教短期大学紀要 (ISSN:09126759)
- 巻号頁・発行日
- no.21, pp.1-21, 2019-03
『東亜新報』は一九三九年七月から一九四五年の日本の敗戦まで、中国北京などで発行されていた日本語新聞である。これまでまとまった研究が存在しない同紙について、編集局の主要人物に着目し、様々な史料を用いてその来歴などをとりまとめる。取り上げる関係者は、社長であった徳光衣城、「東亜新報の三羽ガラズ」と称された佐々木金之助・高木健夫・石川輝、論説委員であった高木冨五郎・長谷川光太郎、済南支社の編集局長・支社長を務めた竹内順三郎、外交部長や天津支社編集局長を歴任した栗原一夫の八名である。