著者
今田 有美 小野寺 健一 直木 秀夫 安元 健 Imada Yumi Onodera Kenichi Naoki Hideo Yasumoto Takeshi 科学技術振興機構沖縄県地域結集型共同研究事業 Okinawa Prefecture Collaboration of Regional Entities for the Advancement of Technological Excellence Japan Science and Technology Agency
出版者
南方資源利用技術研究会
雑誌
南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical resources technologists (ISSN:09129588)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.13-16, 2006-10-01

沖縄産の水産資源の機能性素材としての利用を目的に、血圧調節機能と深く関わるACE阻害活性を調べた。オキナワモズク、オキナワモズク盤状体、ヒジキ、アナアオサ、クビレズタ、ヒメシャコガイのペプシン分解物について試験をしたところ、いずれにおいてもACE阻害活性が認められた。今回、最も強い活性を示したのは、沖縄での陸上培養が可能なオキナワモズク盤状体であった。これら沖縄産水産資源を、健康機能を有する素材として広く利用していくことが期待される。