著者
Witthayathada Ongon Nishio Koichi
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.442, 2019 (Released:2019-06-27)

このプロジェクトの目的は、長期にわたって入院している子供たちのメンタルケアに焦点を当て、入院中のストレスをインタラクティブ・アートを使って解決できるかどうか、研究することである。長期入院についての研究によると、患者はストレスや社会的孤独、アクティビティの不足によって精神的状態が心配されている。それ故にこのプロジェクトはインタラクティブ・アートを使って、子供たちの精神的負担を減らし、良い心の状態を保つことにある。手段として、3Dプロジェクションマッピングを、BUBU(作品名)というプラスチック製の風船人形に投影する。このBUBUと3Dアニメーションの組み合わせにより、患者を楽しませるとともに、彼ら自身がMicrosoftKinectの前で身振り手振りをすることにより、感情的にBUBUとコミュニケーションをとることができる。