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文献一覧: Que Lusheng (著者)
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OA
遺伝子改編酵素群APOBECの発ガンウイルス感染における役割
著者
村松 正道
喜多村 晃一
若江 亨祥
小浦 美樹
島津 美幸
Que Lusheng
Li Yingfang
Mohiuddin Md
Liu Guangyan
Monjurul Ahasan
Wang Zhe
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01
本研究では、免疫系の効果分子APOBECとヒト腫瘍ウイルスの代表であるパピローマウイルス(HPV)やB型肝炎ウイルス(HBV)との関係性を調べた。その結果、APOBECはHPVの粒子形成プロセスに干渉し、感染性を低下させ、あるいはウイルスDNAに変異を作る事が明らかになった。またAPOBECがHBVのウイルスRNAを破壊する活性を持つ事がわかった。これらの研究により、免疫系の持つHBVやHPVに対する感染防御力の一つにAPOBECという宿主酵素群が関与する可能性が浮上し、その機構の一旦が明らかになった。