著者
関 朋昭 Tomoaki SEKI
出版者
名寄市立大学
雑誌
紀要 = Bulletin of Nayoro City University (ISSN:18817440)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.7-16, 2017-03

そもそも運動部と文化部は何が違うのか、違うのであれば、何が違うのかを明らかにすることが必要であろう。運動部が外郭団体(中体連、高体連、高野連など)と紐帯を形成してきたように、文化部も外郭団体(高文連など)と深い関係性にある。つまりは、運動部が外郭団体の主催事業(競技大会)へ参加しているように、文化部も外郭団体の主催事業(コンクール)へ参加している。そうした背景から、運動部活動における諸問題(顧問教師の過重負担、勝利至上主義など)は、運動部だけに特化した問題ではなく、おそらくは文化部活動にも存在する問題であると考えられる。そこで本研究は、部活動を運動部と文化部に分類することへの疑問を出発点とし、文化部の中でも部員数が多く、最も活発な活動をしているといわれる吹奏楽部に着目しつつ、これまでの部活動のダイトコトミーを批判的に検討してみたい。
著者
関 朋昭 Tomoaki SEKI
出版者
名寄市立大学
雑誌
紀要 = Bulletin of Nayoro City University (ISSN:18817440)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-5, 2019-03

本研究は,世の中のあらゆる「集まり」における普遍かつ不変法則を発見した。証明には,数学とくに圏論を用いた。その結果「一つの集まりにおける対象が増えると,もう一方の集まりの対象が減る」という法則を発見した。この法則を「反相関理論」と命名した。