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Yahoo!知恵袋 (1 users, 4 posts)
東條英機は総理大臣就任後彼の《主観》に於いては、開戦回避に《も》努力した、ぐらいなら言えます。ただ、あくまで彼の主観であって、客観的にどうかは別の話です。
東京裁判の時の東條英機の宣誓供述書が国立国会図書館デジタルコレクションで読めます。被告としての主張ですから、(本人のみならず)「当時の指導者層は戦争したくはなかった」という方向へのバイアスがかかっている可能性は当然意識しなきゃなりませんが、そ ...
「拒否権があったかなかったか」と言ったら、そりゃ「あった」って事にしかなりません。後述の様に、昭和天皇が御前会議決定を無効化した実例があるぐらいですから…
勿論「本人にその気があったか」&「仮に拒否権を行使したとしても、最終的に戦争の回避につながったか」はまた別の話ですが…
大日本帝国憲法第55条の
國務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス。凡テ法律勅令其ノ他 國務ニ關ル詔勅ハ國務大 ...
根拠資料を挙げない結論だけをいくら聞かされても、質問者はどの見解を妥当と考えるか判断できないでしょうから、根拠資料を挙げつつ回答します。結果的に非常に長い回答になりそうです。
長い回答がお嫌いなら読まれなくても仕方がありませんが、根拠を挙げない歴史の議論なんて無価値、と思っていますので…
まず、昭和天皇が1941年9月初頭に考えていた事ですが、9月6日の御前会議の前日(5日)に杉山陸軍参謀 ...
結論から言えば、『東条英機が天皇の意向を汲んで戦争しない派だった』というのは、「間違い」です。
東条英機の東京裁判での宣誓供述書が国立国会図書館のデジタルコレクションで見られます。(↓)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042032
その中の東条内閣成立時についての説明の一部から引用します。
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間もなく木戸内大臣がその部屋に入って ...
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