著者
森,弥広
出版者
日本コンクリート工学協会
雑誌
コンクリート工学年次論文集
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, 2003-07-01

太平洋戦争末期に建造され,戦後は瀬戸内海の漁港において防波堤の役割を果たしている,2隻の鉄筋コンクリート貨物船についての調査結果を報告する。船体から採取したコアについて,中性化,圧縮強度,塩化物の浸透状況,鉄筋腐食などを調べた。その結果,高濃度の塩化物を含んでいる鉄筋コンクリート部材であっても,コンクリートの組織が密実であれば海洋環境下においても,優れた耐久性を示すことを確認した。

言及状況

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@nhk_news なんか皆さん「再利用するにも塩分が心配」と仰ってますが コンクリートは多少塩分あっても大丈夫 海砂濃度の4倍の塩分濃度があっても、半世紀以上もつ

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