著者
坪井,潤一
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産學會誌
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, 2002-03-15

北海道南部の4河川において,天然のイワナSalvelinus leucomaenisを用いて,キャッチアンドリリース後の成長,生残,釣られやすさを調べた。釣獲直後の死亡率は6.7%であり,過去の研究結果に近い値であった。一方,キャッチアンドリリースが行われた個体において,成長率や生残率の低下は認められなかった。また,釣られやすさは釣獲経験のある個体と無い個体で同程度であった。よってキャッチアンドリリースを行うことは資源量および釣獲量の増大に有効であることが示唆された。

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@Ton_beri イワナの例ですけど、針を飲み込んでも多くの個体は生存できるし、そのうち針は錆びて排出されるようですよ https://t.co/tP5EBWVPr5

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