2 0 0 0 OA 韻鏡1卷

出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
1564

中国の音韻体系を表形式で示した書。唐末五代初の作とされるが、著者不明。南宋の張麟之が重編し、3度にわたって刊行した。中国では早くに佚したが、日本には、鎌倉時代に伝来し、音韻学や作詩のほかに、姓名判断にも用いられて広く流布した。享禄元年(1528)初めて和刻本が刊行され、江戸時代まで多種の刊本が輩出した。本版は永禄7年(1564)刊本。享禄刊本の一部を改刻した修補版で、巻末に享禄元年の清原宣賢の跋文があり、次に本版の陰刻刊記を追刻する。室町時代の書入れがある。

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『韻鏡』永禄本の写真を見る限りでは「妄」は内轉三十一開にあり、三十二合には唇音字が一切無いのだけれど、Web韻圖, 韻典網, 古今文字集成の三者はこれを合口扱いにしてる。何故だろう。漢字古今音資料庫は期待通りの開口扱い。 https://t.co/4guyPZm7Rc
臻摂と果摂での内外転の記述がなんか読み難いのはやっぱり悩ましさの現れなんかなぁ。假摂もちょっと?一方で宕摂ははっきり読める。何でかな。理由があるとは限らないけれどね。 臻: https://t.co/wYuKstotEX 果: https://t.co/99gq6oTVZL 假: https://t.co/5dRXUvLJFb 宕: https://t.co/4guyPZm7Rc
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... on p. 13 of the pdf -- at least also this one at the NDL: https://t.co/ibtEs66ZAT. Further non-digitized copies are apparently found at 大東急記念文庫 (cf. 川瀬一馬 1970 五山版の研究), 尊経閣文庫 (cf. 全國漢籍データベース) etc. -- It's still a very rare print, of course. 2/

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