2 0 0 0 OA 本教外篇 2巻

著者
平田篤胤
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],

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「本教外篇 上」 p84 - https://t.co/ns7H2DnldQ
「… 医すなはち病者の耳に」                        ○八十 「本教外篇 上」 p83 - https://t.co/j5VikCcDQi 「 就て大に其名を呼て云く。汝の睡りて顧みざる故に。汝の   たくわへたる財宝を人みな分ち取らむとすと。云へば。…」
「本教外篇 上」 p82 - https://t.co/q9XaBEzl4A 「 を慰めて云く。汝金ありても悉くそを用ひず。今一ツの巨な   る石の金鋌と等きを覓めて。彼金鋌に代えて土中に埋め   ば同し。何ぞもしか痛く哭くや。…」
「本教外篇 上」 p81 - https://t.co/bnNA5D5qX9 「 受くと。噫嘻寡欲は貧匱に非ず。多欲は貧匱なり。財多きは   富足に非ずして。寡欲は富足のみ。然るは財を積こと盛ん   なりとも。其欲に満ずば薄しとせん。これ窮に居るに非ず   や。貧者も本分に安むすれば富なり。…」
「本教外篇 上」 p80 - https://t.co/wIqawutOs6 「 量すべからしめば。天神を侮ること浅からざるなり。人心   すら測るべからず。然るを神の深旨のいかで測るべけん   や必ず俗の五星方位諸家虚誕の浮説を聴ことなかれ。…」
「本教外篇 上」 p79 - https://t.co/SUaxRVCPfb 「 札神は大慈にて罪犯あるを罸し給ふ中にも。その御慈み   の御心に預てそを知らしめて苦しめ給はず。未來の凶禍   を蔵し給ふ。然るを□人かへりて其陰事を鑿り索めて。其   罪を疂に其禍を速にし其苦を重ねしむ。…」
「… 彼ノ医ふかく慮りて。王に重く刑ふべき囚人を」                       ○七十五 「本教外篇 上」 p78 - https://t.co/voAUkwIXo3 「 乞ふて恐懼のよく神気を亡ふ事を徴し驗みんといへば。   王すなわち許す。…」
「本教外篇 上」 p77 - https://t.co/h2n1cA4T2F 「 喜悦すればとて。其人徳行あるに非ざれば福をたまはず。   故に喜悦のよく招く所に非ず。邪神は常に人に禍ひせん   と窺ふ故に星家の説を信じ懼れ患ふるを伺ひ其虚に入   りて禍をなす。…」
「本教外篇 上」 p76 - https://t.co/LhKcPvpPQh 「 心気を絶せしむ。故に懼に因りて死する者あり。そもそも   人の貪り惜むもの。生むことを貪るより切なるはなし。恐   れ懼るゝ事は。死を懼るゝより切なるはなし。…」
「本教外篇 上」 p75 - https://t.co/W5Cex7OWKs 「 爰に人ありて。我を二度三度虚言をもて誰かしたらんに   は。其後に実言をいふとも謾にすなはち信せし。然るを世   人彼が徃年々の禍福を語る事の偶合するを信じて。未來   の禍福を語るをも必すその如く來る事を信ずるは。…」
「… また人の(又みづからし)未來數百年を知ると」                        ○七十一 「本教外篇 上」 p74 - https://t.co/Vfgn5Hirxf 「 いふ。然らばなぞも其足下を知らざる。さるは我人ともに   践む地の下には多く金宝の埋もれたるあり。…」
「本教外篇 上」 p73 - https://t.co/QduZLJ32lk 「 ずるはいかにぞや。多妄をもて妄とせず。徴するに二三の   偶合をもて信徴とせむか。そもそも「吉凶は是非の應のみ   吾に是非すること無ればおのづから吉凶を為ことなし   豈]吉凶あるは。自らこれを招ぎて星に強るなり。…」
「本教外篇 上」 p72 - https://t.co/dD8gOk5HUv 「 ば。自ら省察し罪を神明に得て棄られむことを恐れ。もし   此をもて衆人に怪み笑はるれば。益々此道の尊きを知る。彼ノ   笑はざれば以て道とするに足らすと云るが如し。…」
「本教外篇 上」 p71 - https://t.co/ov3y2b2gSy 「 ず。はた是によりて矜傲を萌生し。反りて徳を敗るに至ら   んことを懼るへし。人或は毀り。或は辱め。或は讐すとも。吾   □(=惓?)々として節を操りて悔なきは。是上品の徳のみ。天神の   酬かならず重からん。…」
「本教外篇 上」 p70 - https://t.co/vQsAq2sISM 「 なさば。正位の後に立る所の功徳。何をもてこを償はん。全   竊に賢者を觀るに。位弥々峻ければ。寿弥□(=修?)く。其心弥々勵   く。其身弥々勤む。…」
「本教外篇 上」 p69 - https://t.co/QfoixqOB3X 「 [世の大患限りなし。]   儒生云く。論によりて竊に思ふに。吾が学ぶ經書の趣きと。   御国の神典の趣きと相符へり。但し御国の古傳全く存す   る故に幽世の説詳備たることを致す。…」
「本教外篇 上」 p68 - https://t.co/XbADz4WLoH 「 其醸して其罸を厚くするのみ。終に最下の処に寘かんと   す。殊に憐むべきに足る。譬へば樹木の如し。隆冬の時佳悪   異りなり。(シカ)其時に非ざるが故なり。…」
「本教外篇 上」 p67 - https://t.co/Ea5ODqtIbr 「 後の喜慰を生ずべければ。何ぞ至禍と称せむやさては天祖   神悪を沮むるの善法に非ず。また道に向はんことを思は   ざる者は。吾縦□道に逆ひ根の国の刑罸を受たりとも。若   干の年を經ては復古の世に出れば。…」
「本教外篇 上」 p66 - https://t.co/MqT2J6O8zy 「 根国に逐はるゝ者も。嘗て滅亡せず。然れば此をも常生と   謂ふべきに。然云さるはいかにといふに。彼は神罸を受た   る罪人なる故に。その痛苦の万端なるに勝ず。再死してそ   の殃苦を息めんと求むれども。死すことを得ず。…」
「本教外篇 上」 p65 - https://t.co/Jq6lNuQCPQ 「 心すら持すること能はず。世態恒に轉ずる。こと輪の如し。   何の徳の非無らん。何の安か危無らん。何の靜か揺無らん。   何の樂か憂無らん。何の隆か殺無らん。何の峻か堕無らん。   何れに徃てか復無らん。…」
「本教外篇 上」 p64 - https://t.co/1Pfg5pCVZu 「 の本国は天国にて。産灵大神はすなはち吾が世人の大父   母なり。而るに吾が儕みづから本国を忘れて。嚴尊の大旨   に逆ひ。たゞ蕩流して世に殉ひ。卑賤の務めを悦ぶ。心ある   者深く歎恤せざらんや。…」
「本教外篇 上」 p63 - https://t.co/lseKoRsaN3 「 十年つゞ除きて。聊か樂むべきは六十年のみ。それ人寤る   ときは能く樂しむ。□(=寝?)るときは樂むことなし。世人懈□(=惰?)に   習ひ。夜寝の上(ウヘ)になほ晝□(=眠?)に耽る。故に晝夜十二時の中を   半に過ぎて寝をなす。…」
「本教外篇 上」 p62 - https://t.co/PaUqZLaZAC 「 あらず。嗟乎區々たる一心。上は天命を畏れ。下は不虞の変   に懼れ。左は險難に覆るに恐れ。右は佚欲に迷ふに憚レり。前   は徃年積累の愆に□(□カ)し。後は來世未決の大凶に惕し。内は   己に悚み外は人に驚く。…」
「本教外篇 上」 p61 - https://t.co/Ehmg7RSXE2 「 る。いまだ□(=深)きに至らず。輒ち驚きて出□(=奔?)る。そは窟中なる   百獣の跡を見るに。入る跡ありて出る跡無ればなり。死も   また人の虎窟なり。故に此を懼る。死を懼れば生を願はん   こと何か疑はん。…」
本教外篇 上」 p60 - https://t.co/mJjAwsdVdx 「 縦ひ公平たるも。其褒貶の当不當は。たゞ耳目の及ぶとこ   ろのみ。民の庸情妬憎する所あれば。其善を泯し其悪を揚   げて。壅蔽達することなし。親愛する所はこれに反す。上に   在る者何ぞ法意を失はざらんや。…」
「… 君子は其患に屈せ」                      ○五十六 「本教外篇 上」 p59 - https://t.co/rDdVVWJ2hF 「 ず。其心を毅にし。甘むじて其憂苦を受く。故に君子小人徳   等しからず。憂患殊なりといへども。困苦せらるゝは均き   なり。…」
「本教外篇 上」 p58 - https://t.co/7Fpcgxbg0e 「 人とせず。豈たゞ現世の家業をいとなみ。非礼を為ざるを   もて神習ふとせむや。…」
「本教外篇 上」 p57 - https://t.co/RnOBCHObXP 「 らず。旣に善ありや否を察し。善あらざればみづから悔み   自ら責めて。(罪カ)誡を犯せるが如くし。善なきを以て愆とする   なり。善の盛なるに至て。始めて神習の域に入るべし。何に   つけても心を誠実に置かむ事を念ふべし。…」
「本教外篇 上」 p56 - https://t.co/WSnNHEvF5V 「 るにしかず。正キ人の慚懼は。己よく知て此を改め。不正人(タヾシカラスヒト)は。   其罪過を人の知らむことを念ふて。或は愧ぢ。或は憚り。其   行を改めむ事を念はず。惟□(=隠)さむことを図る。…」
「本教外篇 上」 p55 - https://t.co/lfrl9tRf92 「  ○第七   或人神道の自省自素の事を問□(=わす?)るに答ヘけらく。此事に二   □(=等?)あり。其一等は。朝ごとに諸神の御前に向ひて。神の我を   生じ賜ひ。我を養ひ賜ひ。我を教へ賜ふまでの。量なき恩徳   を謝し奉り。…」
「本教外篇 上」 p54 - https://t.co/nWhe1yhOg6 「 無れば此を嫌妬す。善者は人の樂を視て反りて此を憐惜   し。己を譲めて徳行の勉め彼が如く懈□(=惰?)せざらん事を思ふ。   世人の災は他なし。心病て徳の佳味を知ざるのみ。其味を   覚えば膏梁も輕すへし。…」
「本教外篇 上」 p53 - https://t.co/FWgxsKNBoU 「 誠に道に志ある者は。飲を□(=服?)するは渇を愈すの薬と思ふ   べく。食を□(=服)するは。飢を愈すの藥と思ふべし。…」
「本教外篇 上」 p52 - https://t.co/pAKA8FHmGD 「 其罪を審判するを須(マタ)ず。躬自ら懲詰して少しも恕さず。自   ら責めて己が舊悪また新罪を贖ひ。旦に夜に煌煌れて神   檀の下に稽□(乗に頁)して己が汚を洗ひ。神明の惻恤して。免宥し。   再び鞫せざらん事を冀ふ。…」
「本教外篇 上」 p51 - https://t.co/eaLsm3j5P2 「 …    ○第六齋素ノ正□( =旨?)ハ非由戒殺(戒殺ニ由ルニ非ス)   漢土も三代より以前は佛教入らず。太牢をもて上帝に事   □。殺牲の戒なし。然れども祭の前に。散齋あり。致齋あり。齋   は酒を飲まず。葷を茄はず。今も然り。…」
「本教外篇 上」 p50 - https://t.co/ltq6lbbeO5 「 ど。忽に櫻櫌に逢□ば。すなはち禽声を揚て其咈々に復る。 粟田關白   詐正人よく仁言を為し。平時は人と異無きも。俄に拂逆に   値へば。すなはち邪情に轉じて其偏本に還る。…」
「本教外篇 上」 p49 - https://t.co/qqCsV53Qnc 「 とを得ず。舌をもて友相交はり。男女合配し。舌をもて神樂   音を成し。敵国を和し。大衆聚て宮室を営み。城郭を作るも   皆これ舌の功なり。聖賢を讃し。天神の重恩。造化の大徳を   誦謝するも。孰か舌の功に非ざらん。…」
「本教外篇 上」 p48 - https://t.co/AMxAHAolXF 「 故に智者は多くは黙し希に言ふ。愚者も未タ言ざれば賢者   と異なることなし。惟舌と音と其愚の徴を為すのみ。凡ソ器ノ   之小(ニシテ)而虚則其声揚。器之大而充則無音。小人中無学問惟徒   言多耳。君子充実而美斯無言也。…」
「本教外篇 上」 p47 - https://t.co/vrwZSearz1 「 く□(=葬)るはおのつからこれ人情必しも此を非とは云べか   らず。此世は一生のみ。身後永常の苦樂みな今より此を造   る。慎むべし。夫よく死候に備ふる者は。万法すべて三和に   あり。…」
「本教外篇 上」 p46 - https://t.co/r1X1d2bRUL 「 ざる所なし。惟己を識らず。己を識るに道無らんや。死後の   念これなり。   「其五は□(=妄)畏せず。而して安く死を受るなり。天祖神一物を   造るごとに。各々己を愛するの心を賦し給ふ。…」
「本教外篇 上」 p45 - https://t.co/SN0iXE1psT 「 □(=隲?)は。人常に甚だこれを重みせざれども。却てよく身(シン)後の   急を保んじ。吾を救ひ。火も焼こと能はず。水も漂はすこと   を得ず。盗人も負て趨ることを得ず。…」
「本教外篇 上」 p44 - https://t.co/bPgMB3mLWX 「 といふ。彼男いたく憂ひて。中なる友がり徃て。我が□(ワザハヒ)を救   はんことを乞ふる。其友のいはく。今日はたまたま遠方に   行かではえ有らぬ事あれば救ひかたし。…」
「本教外篇 上」 p43 - https://t.co/ZNHC1eF8GU 「 るなり。(久安)百首に。「のどけかれ月の鼠よ露の身を。やどす草葉   のほどもなき世に」と詠る如く。年月日の來経行くをのど   けかれ止(トヾ)めたしとは思へども。ひま行く駒のたとへの如   く過安く。…」
「本教外篇 上」 p42 - https://t.co/NbwsxfIoR8 「 根に露の命のかゝるまを。月の鼠のさわぐなるかな」とい   ふ歌あり。此は世間(ヨノナカ)の趣(サマ)の譬□に。壙き野を行く人の。あま   たの悪獣に追れて逃たるに。深き阱におち入りぬ。…」
「本教外篇 上」 p41 - https://t.co/agbGEzjpUk 「 □率ゐて天上に參上り。天神に復命白さしめ賜ひ。永く此   国土の幽世に侍(サモラハ)しめて其處を得しめ給ひ。…」
「本教外篇 上」 p40 - https://t.co/UrFSPZtwnt 「 土神に伴はれて。幽神の神庭に至りて。吾が一生に為たる   事と行ひと逐一に判断して遺すことなく。是に於て顕生に   在りし間の諸の罪過まづ詳に知られ奉り。…」
「本教外篇 上」 p39 - https://t.co/dVT2oaoaPw 「 念はすば徳行に甚利あり。故に今ほと其形状を掲け諭さん。   凡そ人の将に死せむとするや。先ツ疾に遘ひて醫療祈祷験   なく。こゝに親族友がき蓐邉に居よりて。言ひ遺すべき事   あらば附嘱せよといふにぞ。…」
「本教外篇 上」 p38 - https://t.co/8S3pKBp036 「 て老ゆ。老るの後は随て死ぬればなり。然るに世人の念々   言々行々悉く吉に向ひ。吉に卽き。死期を念ふをば不祥と   なし。凶となして甚く此を諱む。…」
「本教外篇 上」 p37 - https://t.co/g85ddnqQgw 「  …    真論なり。」
「本教外篇 上」 p36 - https://t.co/b6h4Ct75Qt  「として(なる故に)傍人を顧(顧カ)ることなく。碎板を執り。敗籠を持し。手の   値(アタ)るまにまに人の持るをも奪ひて。命生むと幸(辛)む間に。遂   にみな死するが如く。実に憐むべき狀なり。…」
「本教外篇 上」 p35 - https://t.co/5emgTB92iP 「 といへども誰が家か全く事なき家あらん。財貨ありて子   孫なく。子孫ありて才能なく。才能ありて自に安逸(ヤスキコト)なく。安   逸なれども権勢なく。身を終るまで愁□多く。日一日を過   せば墓に近づくこと一歩なり。…」
「本教外篇 上」 p34 - https://t.co/oBT429mR3P 「  ○第二人於今世惟憍寓耳   或人問。古道よりは更にも言はず。諸越の説にも人は万物   の長といふ。然れども又□□□鳥獸の上を察ふに。人に較   べては反て辛苦なく所得たる状なり。…」
「本教外篇 上」 p33 - https://t.co/4JwsfLgzQV 「 □むと思へど迎へられず。誠に驅る矢の隙を過るが如し。   凡そ形ある物を失へる。(は又も)得るときあるべし。たゞ時は否ら   ず。今日一日をたゞに失へば。いつかとりかへし補はん。愚人   はまた明日の日があると思ふなれども。…」
「本教外篇 上」 p32 - https://t.co/OnuClM121u 「  ○第一 筆 世人の言ふ歳をとると云ひて拾ひ得たる如く云□ども   實は歳を失ふなりけり然るは日三十日經るを月といひ 漢人朱熹が 勧学文に謂フ 勿レ今日学ばず して來日有リト謂 勿レ今年学ばず して來年有リト日 月逝矣歳我ト…」
「本教外篇 上」 p31 - https://t.co/nvxQt43T8O 「… 其照臨の徳に感せず。徒に瞠目してこれを視て。強て其光   耀の原を歔せんと欲すれば。其目かならず眩瞀を致して。   反リて其照を受さるが如し。日それ窮むへけんや。日窮むべ   からず。况や天地の日に旋轉するをや。…」
↓ あまり関係ないかも知れないけど、これ、篤胤の善悪論ですか。 「本教外篇 上」 p28 - https://t.co/8Mqq30NKxa 「 ○儒生云。人の霊神永く在て。世物と同く朽(クチ)ず。善悪これを    生前に覈し。罪福これを身後に定め。斯レ善に遺恨なく。…」
「 上帝の妙體寔有たりといへども。第(タゞ)声もなく臭もなきの …」 「本教外篇 上」 p30 - https://t.co/kZlv9P0XKQ 「… 至り。耳目の以て覩聞すべきに非ず。其灵明の極もと邊際   なく。六合の外。六合の内在ざる所なく。有ざる所なく。其降   世に當りてまた天に在り。…」
「本教外篇 上」 p29 - https://t.co/JXhZ2nxiIy 「 善の帰宿を以てせざれば。人を導くに担夷の路歩履の法   を以てして。其路の止まる所を指さぐるが如し。将に漫々   何の足を措く所あらんとするや。身後の結局善は必賞し。   悪は必罰することを知るか如き。…」
「本教外篇 上」 p28 - https://t.co/8Mqq30NKxa 「 を離れざるべからず。アヽ苦樂の因善悪幾希の間。畏れざ   るべけんや。畏れざるべけんや。   ○儒生云。人の霊神永く在て。世物と同く朽(クチ)ず。善悪これを    生前に覈し。罪福これを身後に定め。斯レ善に遺恨なく。…」
「本教外篇 上」 p27 - https://t.co/cn7X9O7UUc … 「 いへども。豈よくそを見聞せんや。これ何を以ての故ぞ。苦   樂の縁はもと神に在りて形に在らず。必ず神在て形始め   て能く知覚するに非ずや。そはねむりて眼を闔たるに。夢   に種々の物色を視るもて知べし。…」
「本教外篇 上」 p26 - https://t.co/y8noNoVMzo 「 と総て主に帰する者といへども。形骸は土に皈し。主は自   存し必ず幽世に入て。幽神のその賞罸を審判することを   聴き。天帝に復命するなり。…」
「本教外篇 上」 p25 - https://t.co/tIGs0acWb1 「…く。人の精氣衰弱すれば。其灵明もまたこれと與に衰弱な   るべし。今人を見る毎に氣の強壮の時に當りては。其灵明   才学反て衰弱たり。氣或は衰弱に至りては。其灵明の用。義   理の張主。さらに強壮なるを覚ふ。此をもて知るべし。…」
「本教外篇 上」 p24 - https://t.co/AVbY2gyWOX 「 篤胤云。氣は神の御息にして。頑然冥然として。宇内に瀰漫   し。全く知覚なし。物に在りて変化の料を為し。人に在りて   は呼吸養身の需を為すのみにて。灵性に非ざるなり。…」
「本教外篇 上」 p23 - https://t.co/Avh4XF7KLN 「 烈火もて金を試し。艱難もて徳を試む。仁を成し義を取て   死する者あり。義の為にして。□(うかんむりに倉)難を被る者は。すなはち真   福。その已に天国を得て處死せざると為るなり。…」
「本教外篇 上」 p22 - https://t.co/6RWXE1V4zA 「 を行ふべし。况や世福甚だ□(しめすへんに集)り。甚だ微なり。また甚だ永か   らず。聖賢の注愛する所に非ずば。其愛せざる所の者を取   りて。以て純徳厚善の人に報施せば。…」
「本教外篇 上」 p21 - https://t.co/Z0vqIXVnJY 「  ども。冥々の中を孰かよく見るべき。且つ一悪人幾善人    を害することを知らず。胡ぞ昭々に懲して儆畏する所    有らしめ。その善者も必ず報を昭々に食て。激勧する所    有らしめざる。…」
「… 所謂馬を勒めて崖に懸り。鞭鐙」 「本教外篇 上」 p20 - https://t.co/C2CyA2RA5D 「 咸く失し。□啣竊轡首を決し。□を碎く。それ誰をか咎めん。   皆怙終改めずして。然ることを致し。而して反て。悪の改む   べからず。…」
「本教外篇 上」 p19 - https://t.co/dQbZJ7lZVx 「 また甚大なり。これ天神の善悪を賦予ふに非れども。世王   の自(ミツカ)ら善悪を為すなり。○上に至尊の畏るへき有を知ら   ずして。恣意妄爲する者は極(ハシラ)の建ざるなり。民はた何にか…」
「本教外篇 上」 p18 - https://t.co/1RfNiDYqbD 「 悪を分たしめ。愛欲の能を賜ひて。趨避(スミサクル)に便ならしむ。知能   各〻具りて。其を自專(オノカマヽ)にすることを聴し玉ふ。たゞ其原罪…」
「本教外篇 上」 p17 - https://t.co/qGfJOl7JfK  「なく。其好嗜を恣にせしめて禁めず。此は幽神暫く不善を   恕し。其悪を盈しめて罸を降すなり。豈(イカデ)こを祚(チハ)ひ玉わんや。…」
「本教外篇 上」 p16 - https://t.co/hjmG91hHVv 「 てはまづ此ノ生は何より來り。死は何に帰り去ると云ふこ   とを。能く辨ふべし。その生れ出たるは。産灵大神その灵性(ミタマ)   を分降し賜ひ。其性素より義理に遵(シタガ)ひ。…」
「本教外篇 上」 p15 - https://t.co/ezN8zSA5uh 「 を照す。吾は儔衆に見る。天帝は直に其間居を照す。一念の   不善によりて徳の址傾く。善悪の界その微なること斯の   如し。いかで人の羨むところは。天神の誅する所なるを知   らん。…」
「本教外篇 上」 p14 - https://t.co/fkhUixizii 「 て。福を成さむことを欲するは惑ひならずや。   ○儒生云。然も有らば天帝この物を用ひて。不善人の罪を    討するは可なり。善人も其害を受るはいかに。儒には直    に氣数の遭する所と為す。…」
「本教外篇 上」 p13 - https://t.co/CCQwnXW6kG 「 中臣鎌子連の語に。神道は天地を以て書籍と為すと見え   たりとぞ。実に然る語なり。物性隠微かつ物用廣博奥妙に   して。傳授する所無れば。其性味生尅を究むること能わず。…」
「本教外篇 上」 p12 - https://t.co/vBYfoEcYlm 「 て藝ることなく。至明にして煩なく。至能にして労なし。其   は工匠の室を作るに。木石を資り。器械を利し。心力を費し。   時日を重ねて漸〻にして成り。旣に成れる後その存毀を…」
「本教外篇 上」 p11 - https://t.co/mnU1bHSiko 「  に非ざるは無しと云ふときは。善悪また万の不齊に至り    てもみな上帝の心なるか。   篤胤云ふ。天地の運行万物の化生みな天帝の全能に係ら…」
「本教外篇 上」 p10 - https://t.co/WTa2axYuTj 「 ば。天帝有りて後に天地ありしことも亦知り易し。然るは   無始の神有りて後に始まる事物あり。吾身の先に父母あ   りて我を生み。必ず天帝の衷を我に降すこと有り。…」
「本教外篇 上」 p9 - https://t.co/9riCIbpFli 「 の本生の大父母にて。心身性命すべて此の大神の賦賜物   なり。天地間の万の事物。この大神の神徳によりて安立す。   我人の極めて欽崇すべき大神なり。…」
「本教外篇 上」 p8 - https://t.co/l9cBbhs0Dt 「 事知看す大国主神は。幽霊の賞罰を掌り玉ふこと言まく   も更なり。」
「本教外篇 上」 p7 - https://t.co/KlbuZRP4Qr 「筆   ○よします云。吾は醫を學びて醫をせず。天下の毉に毉を   なさしめむといへりとぞ。吾も云く。吾は道を学びて来た   道を行ふこと能はず。天下の道を好む者に道を行なはしめ   むとするなり。」
「本教外篇 上」 p6 - https://t.co/Jo4EwQcO2q 「 ○仁(ウツクシミ)。智(サトリ)。敬(ツゝシミ)。義(コトワリ)。勇(イサミ)。君は更なり。士(サムラヒ)。農(タビト)。工(タクミ)。商(アキヒト)。ともに某々に此の…」
「本教外篇 上」 p5 - https://t.co/hyVKQ4mDRL 「 らず。兄弟を亡ぼすことも甚だ心すへきことなり。 ウナデノ森の神も 知り玉ふべし   ○人心の秘蔵せることは。大国主神知り玉ふ。…」
「本教外篇 上」 p4 - https://t.co/ex694qFKzs 「 …ことなり。蒙古襲來のときに廣田の神威など是なり○本   地を立て。經をよみ仏あしらひにすれば。神は去りて妖鬼   その神その本地仏と稱して人をたふらかすこと。…」
「本教外篇 上」 p3 - https://t.co/jOJ5FvBzU3 「胡致堂崇正辨  ノ序ニ見ユ   上士ハ徳(イサホ)ヲ立テ教ヲ以テ之ヲ変シ中士ハ功(ワサ)ヲ立テ   法ヲ以テ之ヲ革メ下士ハ言(コト)ヲ立テ辞ヲ以之ヲ闢ク」
「本教外篇 上」 p1 - https://t.co/qWGGZVPEul 「本教外篇 上」 p2 - https://t.co/P6isIVC5xy 「     神祇妄説集 新撰神社考    本教餘言玄妙論  本教外篇 未許他見 上    本教古事談」
「本教外篇 上」 p1 - https://t.co/qWGGZVPEul 「本教外篇 上」 p2 - https://t.co/P6isIVC5xy 「     神祇妄説集 新撰神社考    本教餘言玄妙論  本教外篇 未許他見 上    本教古事談」
平田神道の基督(キリスト)教との習合について語るとき、必ず取り上げられるのが、これ「本教外篇」ですね。ここで読めますので、興味のある方は、どうぞ! 本教外篇 https://t.co/q7SWSf2R3s

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