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『日本書紀』の巻一、二のみの写本。巻一、二は神代巻で、中世には神道書として尊ばれた。本文に墨の訓点、読み仮名、朱の読点等があり、欄外、行間にも書入れが多い。これらは講釈の体裁を存するが、二筆から成るようである。第1冊第1丁表に「持主秀存」、第1冊巻一尾題下、第2冊第1丁、巻二巻首・末丁表に「秀存」の墨書がある。秀存については未詳。比叡山の再興に努めた同名の僧(1598年没)がいるが、同一人物かどうか明らかでない。

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@t_hayashi kindleでは難しいですが写本でよければここから https://t.co/1vPlcXVRzW

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