4 0 0 0 OA 日本書紀 30巻

著者
[舎人親王] [編]
巻号頁・発行日
1610

神代から持統天皇までを記した史書。養老4年(720)成立。神代巻のみは慶長4年(1599)の勅版があるが、全巻刊行は慶長15年の古活字版が最初。掲出本はこの慶長15年版で、巻一、二の神代巻のみ写本を補配。第2冊巻末に慶長勅版の刊語を写し、端に小字で「延宝四〔1676〕仲秋下旬」とある。補写の年次であろう。第1、2冊の字配りは第3冊以下と同じで慶長勅版とは異なり、また慶長勅版の刊語は慶長15年版にもあるので、補写は慶長15年版に基づくと思われる。全巻にわたり、振り仮名、頭注等の書入れ、朱の句読等が施されている。第3冊巻三末に永正11年(1514)、天文8年(1539)、9年の書写奥書を移写する。高木利太(1871-1933)旧蔵。ほかに第3冊首に「来离」の朱印がある。

言及状況

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国会図書館でインターネット公開されている慶長15年版によると、海鲫魚になっています。正確には魚編に即ですが、タイとルビがふってありました。鲫はふなという意味があり、鯽の異体字です。 こちらも国会図書館でインターネット公開されている和名類聚抄によると海鲫は海鲫魚のことで知沼(チヌ)と呼ばれていたそうです。また、鯛の項目に鯛の顔は鲫に似ていて赤鰭とあります。チヌはクロダイの別名です。 しいて言えば、 ...

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訓読するには、こちらが便利。 国立国会図書館デジタルコレクション:日本書紀 30巻 https://t.co/wy8C5T3qbJ 日本書紀巻第五 [3][47] コマ番号 34 日本書紀巻第六 [4][46] コマ番号 02
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