著者
山田美妙 著
出版者
青木嵩山堂
巻号頁・発行日
1905

言及状況

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https://t.co/l3IaaKFAdT " ○除夜 その二  今もう十二月三十一日午後六時、来年までは六時間。すなはち三百六十分、一分時間に文字一つ宛(ずつ)書いたところが三百六十字しか書けぬ。  此やうに計算して考へて見ると、何と無く時間の経過するのが今更の如く凄く恐ろしいやうに思はれる、
山田美妙『言文一致 新文範』青木嵩山堂 明治38年8月13日印刷 8月20日発行 https://t.co/9zkMVbEK1r " ○除夜(その一)  いよ〳〵十二月三十一日、一年を只の一秒時間、午後十二時五十九分で僕も来年へと飛び越す、否、辷り越す、有り形のまゝで越す。一分の相違でもう一月一日、
https://t.co/vhQpUxRn31 孔子の身長、9尺5寸ほどもある雪だるまを作ったよ。身長が孔子で、からだが達磨の二大人物をかけあわせた怪物だけど、お日さまにあたったら、ひとたまりもないから、融けないうちに見にきてね、みたいな手紙は、まちがいなく日本のものだと思うけれど。
『言文一致 新文範』の文例には、蝶類学者の友人に採取した蝶々を贈って鑑定してもらう手紙があって、そこに登場する Pieris daplidice は、ヨーロッパに棲息する蝶のようなので、一部の文例は、英語の手紙文例集みたいなものを口語体に翻訳したのかもしれない。 https://t.co/uPPCaITnUx
山田美妙『言文一致作例 : 日用書翰文・記事論説文』青木嵩山堂 明治35年5月8日印刷 5月18日発行 https://t.co/cbMzLEjbu6 山田美妙『言文一致 新文範』青木嵩山堂 明治38年8月13日印刷 8月20日発行 https://t.co/8G3aZ2PgPV

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