2 0 0 0 OA あられ酒

著者
斎藤緑雨 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1898

言及状況

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斎藤賢(斎藤緑雨)『あられ酒』明治31年12月24日印刷 12月29日発行 https://t.co/40AL935TKe 「ひかへ帳」p.362 "コロッケット蕎麦(そば)といへるを、花屋敷(はなやしき)の吉田(よしだ)にて出(いだ)したり。追々(おひ〳〵)かゝることに成行(なりゆ)くべし。"
@iwaan82310957 斎藤緑雨さんが紹介している理屈っぽい都々逸に、 https://t.co/rD8ka6sA7B 「あばたがあるので人間らしい、犬にあばたがあるものか」というものがあるそうですが、私の作るものは、だいたいがそういう面白みに欠けるものが多いなあと自分では思います。緑雨の紹介するこの都々逸は面白いと思いますが.
斎藤緑雨『あられ酒』「おぼえ帳」明治31年12月24日印刷 12月29日発行 https://t.co/qBVV5z6Xbx p.215 "熱心なる菜食論者の、人も牛も異(ことな)ることなき由(よし)説明(ときあ)かしけるに、聴(き)き居(ゐ)たる一人(にん)、頭(かうべ)をもたげて曰(い)ふ、でも僕等(ぼくら)には角(つの)がない。"
https://t.co/JokWbyc469 「部部」と書いて、「鳥鍋(とりなべ)」と読めるはずだ。「服部(はっとり)」の「とり」、「渡部(わたなべ)」の「なべ」。
https://t.co/WwIdrKfqdj 自分も食客をやっていたことがあった。始めの家は、お前は口数が少ないから、なにを考えているかわからないと追い出された。つぎの家では、酔った主人を寝室まで背負って運ばないからと、追い出された。
https://t.co/l7qSFHqsdc 押上の土手のところのある豆腐屋の表には、細密な成分分析表が掲げられている。
https://t.co/lsxxXUAonq "わんぷらいすしょっぷ" と看板に掲げた店の名前を見て、だんだん世の中は、こんなひどいもので、みちあふれるようになるんだと、憎々しげにつぶやく人。
https://t.co/RI7BRm2z4M 馬場辰猪氏の弟の馬場孤蝶氏が、ある会合の席で、毛織の服を着てうつむいている。たわむれに一人がその背をなでつつ、「君もこうしていると、可愛いね」と言えば、「僕を熊の子かなにかとでも思うのかい」と振り仰げば、また別の一人が「いや猪の弟だ」
https://t.co/JTsSdH49hL 5円の品は買う気にならなくても、4円90銭なら手に取ってみるものだ。 汽車が世界を狭くしたように、時計が渡来して以来、人の寿命は縮まった。
https://t.co/R76vXNsO22 日本語の朝の挨拶はオハイオ州と同じような音。あるうろ覚えの日本在住のアメリカ人、「ペンシルヴァニア!!」それはオハイオの隣の州の名前。
https://t.co/FJ875keJWI 夢は女郎の疲れ。(夢は五臓の疲れ。夢は土蔵の疲れ。)
https://t.co/wGaQboivlD 箱根山の汽車の音。なんだ坂、こんな坂と聞こえる。 大森駅、川崎駅、鶴見駅と、到着ごとに時間をメモしている老人。「なんのためにメモをしているんです?」「あとで日記に書き加えるんですよ。」「この汽車は初めてですか?」「いや毎日、乗っているが、すこしづつ違う。」
https://t.co/KAtjyWuttL "花魁と呼ばれんは気づまりなりと女のいふに、さらば女郎かと客のいへば、それはあまりに酷し、今少しの色は着けたまへと言ふ。では何といふ可(べ)きかと問へば、娼妓さんとお言ひなさい。"
https://t.co/sf7migEty8 ある意地の悪い二人の男。不忍池のほとりで、死んだ魚の浮かぶのを見て、「鮒の土左衛門だ」と言えば、もう一人が「土左衛門は溺死したのを言う。魚は溺れるはずがないから、土左衛門とは言わないだろう」「じゃあなんと言うのだ?」「鮒の行き倒れ」
https://t.co/D1SlwYynnc 「蕎麦屋の酒」といえば、昔は悪いもののたとえだったが。 コロッケット蕎麦。コロッケ蕎麦。花屋敷の吉田が最初に出した。 蕎麦にて首くくるという言葉は、わたしゃお前の蕎麦がよきという都々逸よりも古いことわざ。
https://t.co/79sGPNheR7 日清戦争のとき、「凱旋」と子供に名づけた人がいた。係の人は、おかしがって、よしたほうがよいのではと止めたが、聞かなかった。 馬も乗るもの、船も乗るもの。馬の名、船の名、芸者の名前は、ある一点において共通する。
https://t.co/m85noJjpf6 「この夏、どんなことを感じましたか?」「暑いと感じました。」 https://t.co/rA1QvJNUJ1 女を抱いて寝ることのみ、このごろは遊びと言っている。
https://t.co/m85noJjpf6 「この夏、どんなことを感じましたか?」「暑いと感じました。」 https://t.co/rA1QvJNUJ1 女を抱いて寝ることのみ、このごろは遊びと言っている。
https://t.co/gS6oAGQF5X なぜ「参謀本部」と言うのかと、お上りさんに問われて、避雷針を指して、あそこに棒が三本たっているからだ。
斎藤緑雨『あられ酒』「ひかへ帳」明治31年12月24日印刷 12月29日発行 https://t.co/RSO6WlrnFP "朝の男湯は、昨夜(ゆふべ)の火事の噂をきくところ。夜の女湯は、先刻(さきがた)の沢庵の礼をいふところと言ひしも、最早(もはや)古(ふる)し。

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