著者
喜入 暁
出版者
法政大学大学院
雑誌
大学院紀要 = Bulletin of graduate studies = 大学院紀要 = Bulletin of graduate studies (ISSN:03872610)
巻号頁・発行日
vol.79, pp.95-105, 2017-10-31

ドメスティック・バイオレンス,デーティング・バイオレンスを含む親密なパートナー間暴力(intimate partner violence: IPV)は,解決すべき公衆衛生上の問題である。多くの研究がIPV を促進する要因を明らかにしてきたが,IPV が発生する根本的なメカニズムは未だ明らかにされているとはいい難い。本稿では,IPVの根本的なメカニズムについて,進化心理学的アプローチによる解明可能性を示す。特に,パートナー関係を維持するためのパートナー関係維持行動と,個人差の進化心理学的理論である生活史理論から考察する。

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あとこれも読んでた、「パートナーに対する暴力の進化的基盤(喜入 2017)」 https://t.co/mI0kiCnVGP r戦略下ではパートナー維持のために暴力が用いられやすい、みたいな内容

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