著者
市嶋 典子
出版者
秋田大学国際交流センター
雑誌
秋田大学国際交流センター紀要 (ISSN:21869243)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.1-20, 2016-03-01

本稿では,シリアの元日本語教師,日本語学習者の語りに焦点を当て,彼女たちがなぜ日本語を自身の人生と結びつけて考えるようになったのか,紛争という社会的状況が彼女達の人生にどのような影響を与え,いかなる市民性を形成させたのかを考察する。その上で,日本語教育が果たす役割を問い直し,平和構築としての日本語教育の可能性を主張する。

言及状況

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@MatsumiYasuko シリアと言えば、以前たまたまこの方のお話を聞く機会があったんですが、語学学習の意義について考えさせられる深い内容で、今でも強く心に残っています。 https://t.co/aL27039UrX

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