著者
寺尾 智史
出版者
九州地区国立大学間の連携事業に係る企画委員会リポジトリ部会
雑誌
九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 = The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities (ISSN:18828728)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.No.7, 2021-10-30

宮崎大学では、一般の大学では外国語教育の対象とされていない言語を母語とする留学生が、複数の日本人学生、自分以外の留学生に対して、自らの母語とそれをとりまく文化を日本語で教えるクラスを正規授業科目として開講している。「拡張型タンデムラーニング」の実践ともいうべきこのクラスのコーディネーションおよびファシリテーション担当者としての参与観察を通して、学ぶ側、そしてなによりレクチャーする留学生側にどのような異文化理解の互恵的深化が見られるかをまとめ、今後のさらなる展開の指針とする。

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拡張タンデムラーニングの実践と展開――ファシリテーターの役割を中心に - 文献詳細 - https://t.co/17IadRD33C Altmetrics https://t.co/C3oVLeYEZZ PDF⇒https://t.co/EPAWbe43Vf
@Maryam_Miho その意味で、宮崎大学基礎教育部の上司や職員の方々には非常に感謝しています。「拡張タンデム」もやるにあたって、正規の授業として許可してくれるだけでもすごいのに、講師役の留学生に(短期留学でも!)謝金を出してくれたのです。https://t.co/PhYEPyjFCo
@Maryam_Miho ミランダ語話者の母語継承意識を高めるための映画に出演したこともありました。予告編→ https://t.co/8P6K3bmziv こんな取り組みも、やっています。 「拡張タンデムラーニングの実践と展開」 https://t.co/PhYEPyjFCo

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