著者
濱地 賢太郎
出版者
京都産業大学
雑誌
京都産業大学論集. 自然科学系列 (ISSN:13483323)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.49-68, 2009-03

Diracによって与えられた,特異ラグランジアンから導かれるオイラー・ラグランジュ方程式に対応するハミルトン形式を構成する処方の問題点を幾つか挙げ,その解決策としてその構成法の改良を与えた.またここで与える手法によって,これまでオイラー・ラグランジュ方程式とハミルトン形式の同値性に関する問題を,明快な形で論じることができるようになり,特に,オイラー・ラグランジュ方程式の解を再現するハミルトン系の構成法を与えた.

言及状況

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あ、良い。良いですよこれ。 この4,5日くらいずっと知りたくて調べてた、非正則なラグランジアンから生じる拘束条件とハミルトニアンの解空間への制限について詳しく書いてありました。これはありがたい

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