著者
額賀 淑郎
出版者
科学技術政策研究所 第2調査研究グループ
巻号頁・発行日
2012-04-26 (Released:2012-08-09)

本研究の目的は、科学技術コミュニケーションの中で、市民のニーズに応じて科学技術相談や調査研究を行うサイエンスショップに注目して、日本における「大学のサイエンスショップ」の現状を明示し、大学の社会貢献とサイエンスショップのつながりを明らかにすることである。調査結果によれば、大学のサイエンスショップの事例における特徴は、実習、研究、地域の社会貢献であり、取組方法、課題、コミュニケーション等において多様性があった。また、コンセンサス会議、シナリオワークショップ、倫理委員会と比べると、大学のサイエンスショップは、地域や科学技術のアセスメントを行うよりも地域リーダーらの育成を重視していた。

言及状況

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(NISTEPの報告書『大学の地域社会貢献としてのサイエンスショップの研究』 2012 https://t.co/53h4ie5oJU での阪大のインタビュイーはS○Sのお二人のはずでその活動は放送大学の講義でも触れていたが、ご当人のまとまった報告が無いのはなぜだろう)

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