著者
川名 好裕
出版者
立正大学心理学研究所
雑誌
立正大学心理学研究所紀要
巻号頁・発行日
no.14, pp.3-12, 2016-03-31

愛情関係にある男女における心理的魅力の変化を分析研究するためにインターネット調査を行った。調査参加者は、日本全国からのサンプルで968名の男性と967名の女性であった。年齢は、20歳~49歳であった。調査サンプルは、異性の相手が友人、片思い、精神的恋人、性的恋人、婚約者、配偶者の6つの交際進展段階に分類された。親密性、情熱性、性欲性、コミットメントという4つの男女を結び付ける心理的魅力について分析がなされた。これらの心理的魅力因子が性別、関係進展段階、本人の年代について比較研究がなされた。 分析の結果、以下のような知見が得られた。男性は女性より、性欲性がすべての関係段階で上回っていた。女性は、相互の愛情的関係が形成された後では、男性以上に親密性が高いことが分かった。男性は片思い段階以後のすべての段階で女性より情熱性が高いことが分かった。女性は、片思い以後、結婚以前まで情熱性は男性と同じ程度に高かった。男性は男女の関係段階の初期から性的恋人になるまで、積極的に相手の女性にアプローチすることが分かった。女性は、男女の関係段階の最後の段階の婚約、結婚段階で相手へのコミットメントが大きくなることが分かった。最後に、相互作用的要因と心理的魅力要因との関連性について今後の分析が示唆された。

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論文です。こちらで読むことができます。 https://seisen-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=863&item_no=1&page_id=55&block_id=104 https://rissho.repo.nii.ac.jp ...

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