著者
道前 洋史 若原 正己
出版者
日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.33-39, 2007-03-31

表現型可塑性は生物が環境の変化に対して示す適応的反応であり、理論的にも適応進化できることが報告されている。この場合、自然淘汰は、個々の表現型ではなく反応基準を標的としているのである。しかし、表現型可塑性を適応進化させる生態的・環境的条件の実証的研究結果が十分にそろっているとはいい難い。本稿では、この問題について、北海道に生息する有尾両生類エゾサンショウウオ幼生の可塑的形態「頭でっかち型」を題材に議論を進め、表現型可塑性について、分野横断的(生態学的・生理学・内分泌学的)なアプローチも紹介する。

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@TokyoZooNet_PR お返事ありがとうございます。この件こちら(https://t.co/21iTuzQqGC)に詳しい内容があったので読んでいました。彼らにとっては尾ひれの震動は兄弟の区別をつける事が出来る声のようなものかもしれませんね。
今まで共食い型と考えられてきた形態は、共食いのための形態 ではなく、より有効に大きな餌を食べるための形態「頭でっかち型」と呼ばれるよ うになったhttp://t.co/1Rsc2Jb7lA

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