著者
宇田 忠司 阿部 智和
出版者
北海道大学大学院経済学研究科
雑誌
經濟學研究 (ISSN:04516265)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.67-95, 2015-06-11

本論文の目的は,質問票調査にもとづき,国内のコワーキングスペースの実態を明らかにすることにある。まず,コワーキングに関する世界規模の年次調査であるGlobal Coworking Surveyを中心に,関連する先行研究を整理・検討する。次いで,われわれが国内で稼動しているスペースのほぼ全数に対して実施した質問票調査の結果を,6つ(①施設,②運営組織,③戦略,④活動,⑤利用者,⑥成果)のパートに分けて記述する。そのうえで,先行研究の知見との比較を行いながら本論文の知見について考察する。

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Memo 論文:コワーキングスペース https://t.co/mbwFYKquTS
論文を読んでみると結構おもしろかったので、北海道大学のコワーキングに関するアンケートに今回も回答したよ! 70.4%の運営者が利用者間の交流を促している。54%のコワーキング運営者が利用者間で交流が図られていると考えている。... https://t.co/EjiSO0PGu5
コワーキングスペースの様態 : 国内施設に関する記述統 計分析 http://t.co/1GkZVjgAMN

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