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“結果として,需要の価格弾力性が一定 であると強く仮定すれば,コストベースの価格決定と限界分析は両立可能であるという暫定的な結論(Machlup(1946))が下されて論争は終結した。”

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>RT 愛知の製造業を対象にしたアンケート調査でも、価格設定がコストベースだと回答した企業が9割なんですよね。PKの価格理論は現実と整合的。 (具体的には、製品のコストに目標利益を加算するタイプと、顧客に受け入れられる価格を設定してからコストを決めるタイプの2つ) https://t.co/4tVmNxWi2I https://t.co/8o3hvwR7uL
@Sunset_Yuhi 限界費用は会計上測定が困難だから仕方ない。サンセットの勤め先も参加したのかもしれないが、愛知県の製造業のアンケート調査でも実際の価格設定は、限界ナントカの概念は用いず、コストベースによる価格設定が9割だと出ている。 https://t.co/4tVmNxWi2I
@thksngy 愛知県の製造業へのアンケート調査の結果によると、価格の据え置きを判断する事情としては「メニューコスト」はあまり考慮されていないそうです。 https://t.co/4tVmNxWi2I https://t.co/EKcqEN20qG
@Sunset_Yuhi 思い出したので付け加える。愛知の製造業が対象の調査では、ほとんどの企業がコストベースで価格を決めてると回答してる。具体的には、製品1単位のコストに目標利益を加算して価格を決めるタイプと、逆に顧客に受け入れられる価格を設定してからコストを決めるタイプの2つ。 https://t.co/4tVmNxWi2I
@Sunset_Yuhi 限界ナントカに疑問を持つのは正しいと思う。本当にそんなメカニズムが働いているのかが経験的事実によって検証されたわけではない。そもそも限界費用は会計上の測定が困難。去年の愛知の製造業を対象にした調査でもそういう値段のつけ方は否定されている。 https://t.co/4tVmNxWi2I
@uncorrelated @dokuninjin_blue 経験的に証明されているかどうかだと、主流派のミクロも怪しいと思いますね。例えば、限界費用は会計上測定困難なので実際の企業の価格決定に即しているかどうかが謎です。愛知の製造業を対象とした調査では限界費用と限界収入で価格決定していると回答したのは僅か数%です。 https://t.co/4tVmNxWi2I
“Kalecki(1954) は,目標利益を決める要因の一つとして労働者の交渉力を挙げている。すなわち,労働者の賃金交渉力が強いほど,目標利益は低下することになる。「従業員への分配」が比較的高い評価を得たことは,カレツキの主張を裏付けるものである。” https://t.co/4tVmNxWi2I
マンキューの業績がこの扱い “なお,Mankiw(1985)などが提唱する「メ ニューコスト」理論を表す「カタログ印刷代などのコストがかかる」は,他の調査と同じように, ほとんど支持されなかった。ただし資本金の大きな企業にとっては,比較的意味のある理論なのかもしれない” https://t.co/4tVmNxWi2I
この件に関してはアンケートの調査結果が理論通りになっていてスゴい “「不確実性への対処」,「設備投資行動による目標利益の規定」,「労働者の賃金交渉力」など,ケインズやポスト・ケインズ派の主張の妥当性が利益率の設定においては確認された。” https://t.co/4tVmNxWi2I
“価格とコストの差である(目標)利益を設定する際に考慮する要因としては,「将来の不 確実性に備えるキャッシュフローの確保」が最も重視されている。次いで,「設備投資費用の回収」,「将来の設備 投資費用の確保」,「ボーナスなど,従業員への分配」が高い評価を得た。” https://t.co/4tVmNxWi2I
“価格設定において考慮する要因としては, 「顧客の要望」が最も重視されている。次い で「自社の過去製品の価格」と「国内他社の同一製品の価格」が高い評価を得ている。またシェアが低い企業ほど,国内他企業の価格を意識して価格を設定している。” https://t.co/4tVmNxEHba
新古典派…… “経済学で想定されるような限界原理での価格決定を選択した企業は 5 %強しかなかった。 現実の企業において限界費用を測定することは会計上ほぼ不可能であり,この点で「限界原理」を選択した企業においては経済学の標準理論に基づくバイアスがかかった可能性” https://t.co/4tVmNxWi2I
需要を予想して生産する企業は少数派らしい “回答企業のうち 8 割以上の企業が,見込み生産ではなく受注生産を行っていた。またティ ア上位の企業の方が受注生産になりやすい傾向にある。これは,ティアの上位層の企業ほど納入先企業との関係が強固になっていることを示唆” https://t.co/4tVmNxWi2I
非正規化は失敗(知ってた) “価格競争力を強化するために,人件費や外注費の削減といった, 短期的な視野でのコスト削減が強く指向されてい ると思われる。しかし,長期持続的な価格競争力を育成するためには,こうした長期的で地道な組織能力形成が必要であることを強く示唆” https://t.co/4tVmNxWi2I
草 「売上高や企業規模を経営目標にするのをやめて,収益性重視に舵を切れというのが,昨今であると思われる」 「本調査の分析からは,収益力を経営目標として重視しているとする企業の製品競争力は最も低いことがわかった」 「収益力を重視する企業の企業成長率も最低」 https://t.co/4tVmNxWi2I
“雇用維持を経営目標とする企業は,企業成長率が高いという関係性が見いだされた。(…)人件費の削減は製品競争力とはほとんど関係ない。以上のことは,雇用や人件費の削減が不用意に行われるべきではないことを示唆している” https://t.co/4tVmNxWi2I
“「人件費の削減」など,技術能力・組織能力とはほとんど無関係な原価削減項目は,製品競争力とはほぼ無関係(…)原価低減の金銭的成果そのものが競争力を生み出すのではなく,原価低減に要する技術・組織能力が,競争力を生み出すうえでも役立っているということを示唆” https://t.co/4tVmNxWi2I
“しかし,原価低減の達成度は,製品競争力と非常に有意な関係があることが見いだされた。(…)特に,「生産方法の見直し」や「設計」という,高い技術能力・組織能力が必要と思われる原価低減の成果が高い企業は,製品競争力もおしなべて高いという関係性が見いだされた。” https://t.co/4tVmNxWi2I
“原価低減活動やその成果は,企業成長とはほとんど関係がみられなかった。(…)製品競争力とも関係がみられなかった。これらのことは,原価低減活動は直接的に競争優位性をもたらすものではなく,むしろ企業が存続していくための前提条件であるということを示唆している” https://t.co/4tVmNxWi2I
“「中部圏製造業企業における価格競争力に関するアンケート調査」を実施した。 本調査は,日本の製造業企業の価格競争力の源泉を解明すると同時に,経済理論と現実の企業活動を照らし合わせることで,現代経済学における価格理論の刷新に貢献しようと試みるものである。” https://t.co/4tVmNxWi2I
会計上測定不可能な限界費用よりよほど実用的 “コストベースの価格決定とは,「販売価格=原価 (単位当たり生産費)+マーク・アップ(目標利益)」となるように,積み上げ式で価格を設定する方式であり,かつて古典派経済学が主張していた生産費原理と同じ系統に位置づけられる” https://t.co/4tVmNxWi2I
“結果として,需要の価格弾力性が一定 であると強く仮定すれば,コストベースの価格決定と限界分析は両立可能であるという暫定的な結論(Machlup(1946))が下されて論争は終結した。” / “WEKO - 名古屋大学学術機関リ…” https://t.co/AYmUXv70oX
いいお話 “また,Lester(1946)の調査も論争を生んだ。かれ の調査結果が,限界分析に疑問を投げかけるもの であったため,その妥当性をめぐってAmerican Economic Review誌などで激しい論争(Lester (1946),Machlup(1946),Eiteman and Guthrie (1952)など)が起こった。” https://t.co/4tVmNxWi2I
“Hall and Hitch(1939)は,おそらく史上初めて実際の企業に価格決定方法および投資決定 方法を聞き取り調査したものであった1。この調査結果によると,(i)価格はコストベースで決 定され,粘着的である,(ii)投資決定に利子率は無関係である,という重要な見解が得られた” https://t.co/4tVmNxWi2I
“実際には会計上測定することがほぼ不可能な限界費用という概念を用いて,「限界費用が限界収入と等しくなるような水準で,企業は価格と製品の販売・生産量を決める」と定式化されているのみであり,企業経営の実態が十分にモデルに反映されているとは現在においても言い難い” https://t.co/4tVmNxWi2I

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