著者
田中 剛 Tanaka Tsuyoshi
出版者
名古屋大学年代測定資料研究センター
雑誌
名古屋大学加速器質量分析計業績報告書
巻号頁・発行日
vol.26, pp.120-125, 2015-03

The scientific theory being supported by noble physical chemistry or famous researchers tends to be believed. The theory sometimes cites convenient descriptions to support their intended idea and skip over inconvenient observations. This report intend to lead the readers to the well-known "power spot at Mt. Kurama" resulted in high-energy γ-rays which causes electron-pair creation. No synthesized photo or figures is used in this report, but some inconvenient data are not mentioned to insist the intended idea. This report includes the some question what is the inconvenient hidden observation against this "power spot" theory. 明確な物理化学論理や著名な学説に裏付けられた論説は、信頼されがちである。ある企図された結論に誘うために、その論旨に都合の良い記述を引用し、対立する不都合な記述の引用をさける論説もある。この報告は、読者を「京随一の鞍馬山のパワースポットは、高エネルギーのγ線が頭脳中に電子対を生成する事による現象である」との結論に誘う事を試みた。この報告の中で、合成写真や虚偽の図版は、使われていない。しかし、結論に不都合ないくつかの情報にも触れられていない。不都合な事柄はなんだろうか?この報告文は、名古屋大学基礎セミナーAにおいて、それを探すための練習資料でもある。

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で、前ツイの画像だけ読むと「お、トンデモか?」と思ってしまうけれど、よく読むと著者もこの論の無茶さを分かった上で読者を試していることが分かる。 田中 剛「京随一のパワースポット鞍馬山を科学する : 人をある思い込みに導く試み」 https://t.co/BhkPAqk6Wq https://t.co/OTd9fvkxnk

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