著者
薬袋 秀樹
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会研究大会発表論文集
巻号頁・発行日
pp.21-24, 2017-11

本研究の目的は、1997年以後の図書館関係者による図書館における貸与問題に関する議論の特徴を明らかにすることである。エンターテイメント系小説収集の目的(利用者の要求、読者の拡大、利用者・利用資料の拡大、利用の維持、資源節約、知る自由等の保障)、作家・研究者の意見の整理(問題設定、実態調査結果の解釈等)に関する主張を整理し、議論全体の特徴(議論の整理、意見の根拠、書店の売上げに関する認識、知る自由等の捉え方)について論じた。

言及状況

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【533】私の関心は、この問題の実証的側面ではなく、この問題について発言する図書館関係者の意識と姿勢にあります。その点を4回の学会発表で論じてきました。特に、4回目の「図書館関係者による図書館における貸与問題に関する議論の特徴」(https://t.co/7PdJhLx1BX)が核心だと考えています。
@info_history1 報告書(PDF) https://t.co/Uz9OkpiZxi https://t.co/UdeXUdPLh8
【図書館と出版418】「複本抑制・公貸権・貸出猶予(図書館における貸与問題)」に関する4回目の学会発表を行いました。「図書館関係者による図書館における貸与問題に関する議論の特徴」です(https://t.co/Ix8PiMQhtZ)。図書館側の論者がどのような意見を持っているのかがよく理解できました。

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