著者
塚本 泰造
出版者
熊本大学文学部国語国文学会
雑誌
国語国文学研究 (ISSN:03898601)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.409-419, 2002-02-23

本稿では、本居宣長の著述に見られる「から」の考察(塚本(二〇〇一)に引き続き、賀茂真淵の著述に見られる「からに」「からは」(以下これを「から」系とする)を取り上げ、擬古文という表現の背後に、日本語の、論理的性格への変貌がどのようにうかがわれるかを考察する。

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日本語(雅文)で論理的な文章をかく。そういう努力をすすめていったところは、真淵も宣長も梅棹さんもおなじ。―「賀茂真淵の著述(擬古文)における「から」系のことば」 https://t.co/0lDCaBfp6L

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