著者
安本 亮二 小早川 等 柿木 宏介 井関 達雄 梅田 優 川嶋 秀紀 守屋 賢治 前川 正信
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.841-845, 1986-06

前立腺炎症例における,尿中NAG,又は前立腺マッサージ後の尿におけるNAGを測定した.その結果,尿中NAG値は,健常人に比べ明らかに高い値を示しただけでなく,病態の推移に非常によく一致していた.尿中NAGの臨床的評価の際,前立腺の病変も考慮にいれることが大切である.尿中NAGの経時的測定は,前立腺炎の病変の(その中でも急性前立腺炎の)一指標になる

言及状況

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尿中のNAG値が上昇すると腎尿細管関連の問題と帰着しやすいですが、膀胱はともかく前立腺にも分布が見られるため前立腺炎など(男性の前立腺炎の症状は泌尿器科医いがいだと膀胱炎・尿道炎と見間違いやすい)で上がっているものを見誤る結果となります。 http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/118841/1/32_841.p ...

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