著者
角 哲也 竹門 康弘 野原 大督
出版者
京都大学防災研究所
雑誌
平成30年7月豪雨災害調査報告書
巻号頁・発行日
pp.78-83, 2019-03-29

平成30年7月豪雨災害では, 西日本を中心とした広い地域で長時間にわたる豪雨が発生し, 各地で記録的な出水が発生した. ダム貯水池の洪水調節操作によって下流河川の水位低減に大きく貢献した流域があった一方で, 長引く洪水調節によりダムの洪水調節容量が満水となる見込みとなり, やむを得ずダムが異常洪水時防災操作を実施した流域もあった. 本稿では, 当該豪雨災害におけるダム治水操作の実施状況を概観し, その効果と課題を分析するとともに, 今後の大規模な出水に向けたこれら課題への対応策の方向性を述べる.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

異常洪水時防災操作にも課題が多いのか。 https://t.co/R9ta0Y4kGi https://t.co/PyOlwZlLbK https://t.co/o4iW47Usgn

収集済み URL リスト