- 著者
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萩谷 昌己
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告プログラミング(PRO)
- 巻号頁・発行日
- vol.1987, no.61(1987-PRO-013), pp.1-10, 1987-09-16
GMWウィンドウ・システムの拡張用言語であるGについて述べる。GMWは、仮想機械サーバ方式のウィンドウ・システムであり、ウィンドウ・サーバ内で、Mと呼ばれるマルチ・タスクを行う仮想機械が稼働している。ユーザは、仮想機械のコードをダウン・ロードすることにより、サーバとクライアントの間のプロトコルを拡張することができる。Gは、ウィンドウ・サーバ内で走るアプリケーションを記述するための言語で、GのプログラムはMの仮想コードにコンパイルされる。Gの特徴は、強い型付けの下で、オブジェクト指向プログラミングに必要な動的メソッド探索の機能をサポートしていることと、Mに基いたマルチ・タスク機能を持っていることである。本稿では、Gの型の体系とマルチ・タスク機能について述べる。