著者
徳井 直生 伊庭 斉志
雑誌
情報処理学会研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.111(2003-HI-106), pp.21-28, 2003-11-07

昨今の計算機技術の劇的な進歩は,ラップトップコンピュータを楽器として扱い様々な音響処理をリアルタイムに行うという新しい音楽の演奏形態を生み出した.しかし,そうしたライブパフォーマンスでは,実際に演奏者が何をしているのか,観客の側からは分からないことが多い.そこで,本論文は,3次元ビジュアルインタフェースに基づく音楽パフォーマンスシステムを提案する.音声信号の流れなどの音響的なプロセスやそれらの制御関係などをビジュアルとして聴衆に提示することによって,音楽のパフォーマンスに音以外の新しい意味を付加することを試みる.

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.@yn02 @naotokui @NTTICC 徳井: シムズ作品で「コンピュータに驚かされる快感」を知る。コンピュータを道具として通したアウトプットだけでなくコンピュータと対等な立場でものをつくりアウトプットする道があるのではないかと考えている。SONASPHERE(2001) https://t.co/1TeSgYFcoS

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