著者
脇田 早紀子 金子 宏
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.1996, no.7(1995-NL-111), pp.27-32, 1996-01-19

日本語校正支援システムに対して、変換ミスを漏れなく指摘してほしいという要請は以前からあった。我々が作っていたシステムでは、パターンという校正知識記述法と誤用語辞書を利用して変換ミスを検出していたが、余計な警告を出さない方針に徹していたので検出率は変換ミスの50%程度であった。漏れなく警告するため同音異義語を持つ語をすべて警告することも考えられるが、警告数が多くなりすぎて実用的でない。そこで、回りの語・語列・品詞・品詞列などを手がかりに、正しい変換らしいものを除いて警告数を抑える仕組みを作った。本発表では、その辞書を過去の文書の蓄積から自動作成する試みについて述べる。

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[文章][論文] 過去の文章を手がかりに変換ミスを探す話
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