著者
安藤司文
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS)
巻号頁・発行日
vol.1991, no.75(1991-ICS-078), pp.1-10, 1991-09-12

本研究では,人間の頭の中にある概念構造を記号化して取り出したものを意味言語となずけ,この意味言語を用いて,自然言語の中に存在する知的なメカニズムを解明しようとしている.本論文では,次のことが明らかになった.即ち,ある自然文を意味言語に変換し,その意味言語において下位?左側優先のルールに従って,格構造を論理構造(論理構造)に変換し,さらに固有名詞を変数名詞に,また時間,空間に関する単語をデフォルト値に変更することによって,この自然文からいくつかの仮説が生成できる.

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