著者
山崎 憲 山崎 力
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.260-265, 2005-03-15

バイオインフォマティクスは,当初は主としてアミノ酸配列やDNA塩基配列情報をその研究対象としてきたが,最近では,遺伝子多型(SNPs)情報に基づくテーラーメード医療(オーダーメード医療とも呼ばれる)や遺伝子発現,分子間相互作用等の細胞レベルへとその対象を急速に拡大しつつある.これらの研究により,個々の患者の特性に応じた,遺伝子治療を含めた疾患関連遺伝子の同定や薬剤による最小の副作用にとどめる診断・治療方法の確立に寄与することが期待されている.

言及状況

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https://t.co/KdAIBFziWX 従来の医学研究では、解剖をして病因を解明し、治療法を模索していた。しかし、バイオインフォマティックスの解析が進めば、SNPから症状が出る前に罹患を予測でき、さらに、精度が上がれば、罹患する確率なども詳しくわかるのではないのか。
@gogibunaga @snmntrchld ああ、なるほど。機械学習使って医学にアプローチする医学統計分野って意味でバイオインフォマティクスって言ってた。機械学習使ったバイトしてるのかなと。 https://t.co/7KoTKITW9H

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