- 著者
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鳥羽 美奈子
恵木 正史
櫻井 隆雄
森 靖英
- 雑誌
- 研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
- 巻号頁・発行日
- vol.2010-GN-76, no.4, pp.1-8, 2010-05-13
知的作業に従事するオフィスワーカーの生産性向上が大きな注目を集める昨今,生産性とオフィスワーカーが受けるストレスの関係もまた強い注目を集めている.ストレスが低いほど生産性が高いとは限らず,また業務を中断させずにストレスを評価する方法はなかった.そこで本報告では,オフィスワーカーの業務を中断することなく,生産効率とストレスの関係を定量化する方法を提案する.PC 操作ログから抽出した特徴量を 5 種類検討し,被験者 10 人延べ 300 時間の実業務を対象に実験を行った結果,キーストロークの特徴量を利用した指標と被験者のストレスを示す生理量に最大 0.90 の高い相関があることがわかった.これにより提案指標が妥当であり,生産性とストレスの関係評価を提示するオフィスワーカーのメンタルヘルスケアに有効なシステムの実装が可能となる見通しを得た.