- 著者
-
丸山 勝久
- 雑誌
- 情報処理
- 巻号頁・発行日
- vol.54, no.9, pp.886-889, 2013-08-15
1984年に登場した「酒屋問題」は,さまざまなプログラム設計技法に関する情報共有や議論の場を提供してきた.しかしながら,ソフトウェア工学の進展や拡大に伴い,プログラム設計に焦点を当てた共通問題では対処できない場面が数多く発生している.そこで,現在のソフトウェア工学研究の評価という視点で当時の酒屋問題を眺めて,新たな共通問題を作成する際に考慮すべき点を議論する.本稿では,(1)開発工程の視点,(2)意思決定の視点,(3)開発活動の視点,(4)成果表現という4つの視点を提案する.