著者
並木尚也 高橋達二
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.517-518, 2014-03-11

不確実な環境下での意思決定には,より良い情報を探すための探索と,既知の最良の情報を活用する知識利用との相反する2つの行動が要求される.これを探索と知識利用のトレードオフという.先行研究では、LS(Loosely Symmetric)モデルという相対評価を行うモデルがそのトレードオフに非常に有効であることがシミュレーションで明らかにされており,人間との相関が高いことも分かっている.しかしながら,実際の人間がどのような行動をするのか,どのような傾向があるのか,また相対評価をどのように利用しているのか,などの詳細はよく分かっていない.本研究では実際に人間に実験をし,行動データから分析を行った.

言及状況

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本日の研究会(ついさっき終わった)では「探索と知識利用のトレードオフ(またはジレンマ)」というタームを教わりました。ひとまずググって一番上に出てきたこの論文を読んでます。/ 並木尚也・大用庫智・高橋達二「探索と知識利用のトレードオフに対する人間の振る舞い」https://t.co/7FKOgPFzF9

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