- 著者
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稲葉 通将
大澤 博隆
片上 大輔
篠田 孝祐
鳥海 不二夫
- 雑誌
- ゲームプログラミングワークショップ2014論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.2014, pp.61-66, 2014-10-31
人狼ゲームのプレイヤーは,相手から自分がどう見られるのかを考慮しつつ,他のプレイヤーの思惑を推理し,交渉・説得を行っていく必要がある.本研究では,人間らしく振る舞う人狼ゲームエージェント実現に役立つ知識の獲得のため,実際に人間同士で行われた人狼ゲームにおける議論の構造に着目した分析を行う.議論の構造を踏まえた分析を行うため,まず各発話に対してタグ付与を行う.次に,そのタグ間の関係を捉えることで,提示された意見に対する「同調」と「反駁」という観点から議論の分析を行う.