著者
野津田 雄太 高橋 健一 稲葉 通将
雑誌
情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) (ISSN:21884234)
巻号頁・発行日
vol.1, no.4, pp.83-92, 2015-12-09

1990年頃から国内で理系離れが問題視されている.しかし,理系離れの要因として明確なものは存在しない.その分析に寄与するため,文系・理系の大学生の日常生活の習慣や科目の得意・不得意などの状況を調査した.本研究では,著者が所属する大学の学生を対象にアンケート調査を実施し,データマイニング手法を用いて,科目の履修・嗜好などの傾向から文系・理系への進路選択と相関のある要因と,学生の生活習慣から文系・理系学生の日常の傾向について考察を行う.用いたデータマイニング手法は決定木,主成分分析,ベイジアンネットワークである.分析の結果,小学校・中学校からの得意・不得意科目や日常生活における学生の嗜好と学生の文理に相関があることが分かった.

言及状況

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アンケートと決定木、主成分分析について論文見ている。 アンケートだけではなくて、他の要素も加えて分析することになるけどお爺さん達には主成分分析までは難しいので、ぱっと見わかる決定木は重宝している。 お爺さん達こそデータサイエンス勉強した方が良いよ。。 https://t.co/CY1ODxgR9h
大学生アンケートからの文系理系学生の特徴に関する分析 #IPSJ 情報処理学会論文誌「教育とコンピュータ」,Vol.1,No.4,pp.83-92 (2015). https://t.co/DqXBBc2c60 https://t.co/Zmk3cred3j

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