著者
松林 優一郎
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.14-15, 2015-12-15

述語項構造は述語を中心として文章中の各単語の意味的な役割関係を結びつける表現であり,複雑な文構造・文章構造を持った文章において「誰が,何を,どうした」といった文章理解に重要な情報を簡潔に表現する.既存の解析器では述語と項の間に直接的な文法上の主従関係がある比較的容易な事例においてはF値で90%弱と高い精度が得られているものの,項の省略を補う必要がある事例においては,50%未満の低い精度水準にとどまっており,解析の質に大きな開きがある.一方,日本語では項が省略される事例は全体の40%を占めるため,これらをどのように補うかが重要な課題となっている.

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自然言語処理技術の現状と展望 -エラー分析プロジェクトを通して-:[基礎技術]3.3 述語項構造解析 https://t.co/KWyxN7nRR5 松林 優一郎 情報処理, Vol.57, No.1, pp.14-15 (2015-12-15)

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