著者
井手 広康 奥田 隆史
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.483-484, 2017-03-16

昭和50年代に日本で全自動麻雀卓が登場し,麻雀荘を中心に広く普及することになった.この全自動麻雀卓とは,本来はプレイヤが手で行っていた“牌をかき混ぜて牌山に積み上げる動作”を自動で行う麻雀卓のことを指す.しかし,全自動麻雀卓の牌の撹拌手法には一定の規則性があるため,これが要因となり牌に偏りが生じている可能性がある.そのため本研究では,牌の撹拌手法から全自動麻雀卓をモデル化し,マルチエージェント・シミュレーションを用いて牌の撹拌率について検証した.その結果,全自動麻雀卓内部の牌を回転させるドラム空間に空回転(吸込み口が牌を取得しない回転)を加えることによって,牌の撹拌率を大幅に改善できることが分かった.

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@X_BlueDolphin_X @puyo_singer 全自動卓の牌の偏りについてはシュミレーションによる検証があるので参考まで https://t.co/5unNAYwCuh
論文まで出てる https://t.co/vmDwd2OJLj
https://t.co/iLG5WHzmZF TLを見てるとこれを思い出す。 ちょうどこのGPWにアルバイトで参加させてもらって爆打の水上さんやポーカーの木原さんの講演聞いたっけ 後この論文が何か賞を貰ってたはず
https://t.co/FJxc98Ymqq

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