- 著者
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清水 俊宏
中島 耕太
- 雑誌
- 研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) (ISSN:21888841)
- 巻号頁・発行日
- vol.2017-HPC-160, no.6, pp.1-6, 2017-07-19
近年のクラスタシステムは 1000 ノードを超える大規模なものが広がっており,1000 ~ 10000 台のサーバを接続して並列処理するシステムが登場している.PC クラスタを接続する際のトポロジーとしては Fat-Tree が広く採用されれているが,必要となるスイッチ台数が多いため,コストが高くなるとう問題点がある.この問題を解決するために,我々はすでに Fat-Tree に対してスイッチ数を削減する多層 Fullmesh やラテン方陣 Fat-Tree といったトポロジー構造の活用を提案し,そのトポロジー構造上での通信手法,特に最も高負荷な集合通信である All-to-all 通信の効率的な転送方式を提案している.本稿ではこれらの通信手法の実環境での評価 ・ 分析について論ずる.評価には NAS Parallel Benchmarks (NPB) を用い,NPB のうち処理中で All-to-all 通信が用いられるフーリエ変換 (FT) の処理性能を評価した.