著者
清水 俊宏 長谷川 博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1615, pp.7-8, 2018-07-02

フジテレビジョンとその系列局で構成するフジニュースネットワーク(FNN)が新たなオンラインメディア「FNN.jpプライムオンライン」(FNN.jp)を開始してから3カ月が経過した。FNN.jpは、フジテレビが運営する「ホウドウキョク」と、FNN系列局の「FNN-News.com」という…
著者
清水 俊宏 中島 耕太
雑誌
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) (ISSN:21888841)
巻号頁・発行日
vol.2017-HPC-160, no.6, pp.1-6, 2017-07-19

近年のクラスタシステムは 1000 ノードを超える大規模なものが広がっており,1000 ~ 10000 台のサーバを接続して並列処理するシステムが登場している.PC クラスタを接続する際のトポロジーとしては Fat-Tree が広く採用されれているが,必要となるスイッチ台数が多いため,コストが高くなるとう問題点がある.この問題を解決するために,我々はすでに Fat-Tree に対してスイッチ数を削減する多層 Fullmesh やラテン方陣 Fat-Tree といったトポロジー構造の活用を提案し,そのトポロジー構造上での通信手法,特に最も高負荷な集合通信である All-to-all 通信の効率的な転送方式を提案している.本稿ではこれらの通信手法の実環境での評価 ・ 分析について論ずる.評価には NAS Parallel Benchmarks (NPB) を用い,NPB のうち処理中で All-to-all 通信が用いられるフーリエ変換 (FT) の処理性能を評価した.
著者
宮崎 太郎 加藤 直人 金子 浩之 井上 誠喜 梅田 修一 清水 俊宏 比留間 伸行 長嶋 祐二
雑誌
研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.2012-NL-207, no.7, pp.1-6, 2012-07-19

本稿では,固有名詞を手話に自動翻訳する手法について述べる.我々が翻訳の対象としているニュースや気象情報には,地名や人名などの固有名詞が頻出するが,その手話への自動翻訳の研究はこれまで行われてこなかった.固有名詞の翻訳は従来,外国語の場合ではその読みに基づいて変換するtransliterationとして研究されてきた.しかしながら,手話では固有名詞の翻訳は読みに基づくことは少なく,「漢字手話」が使われることが多い.本稿では,「漢字手話」に基づいて日本語の地名や人名を手話に変換する手法について述べる.また,提案手法を用いた主観評価実験を行い,提案手法の有効性を確認した.
著者
半田 拓也 坂井 忠裕 清水 俊宏 篠田 裕之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.483, pp.13-16, 2013-03-06

筆者らは,3次元形状を視覚障害者にも触覚で伝えられる手法の開発を目指している.従来の点接触型力覚提示装置では,3次元形状の認知に重要な稜線や頂点の触察が困難であるという課題があった.そこで,稜線や頂点の認知のしやすさの向上を目指し,1本の指の腹に5点の刺激点を配置し,それぞれに3自由度の独立した力覚提示が可能な装置を試作した.本装置を用いて,力覚提示する刺激点(力覚刺激点)の数による物体の稜線と頂点のわかりやすさに関し,視覚障害者4名による主観評価を実施した.結果から,従来の1点による場合と比較して,力覚刺激点の数が2点以上で稜線と頂点のわかりやすさに有意な向上がみられ,今回の条件では,力覚刺激点の数が4点のときに稜線と頂点が最もわかりやすくなることが示唆された.