著者
波田野 裕一
雑誌
研究報告ドキュメントコミュニケーション(DC) (ISSN:21888892)
巻号頁・発行日
vol.2017-DC-107, no.2, pp.1-8, 2017-11-23

社会的重要性を増す IT システム運用において,サービス品質を担保するために必要とされるドキュメント群の中でも運用手順書は利用頻度が高く,その作成 ・ 維持に相当の工数を要している.しかし,IT システム運用現場において運用手順書の作成手法が広く確立されているとは言えず,各現場で定められた独自フォーマットに従って各担当者が自己経験に基づいて作成しているのが現状である.そのため,運用手順書の作成に工数が掛かる割には,不適切な手順によるトラブルの発生やその再発を防げないという事象が多発している.本論では,現場の業務に合致した運用手順書を効率的かつ効果的に作成するために,必要となる要素および作成過程を分析し,適切に構造化するための手法について提案する.

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面白くて読んでる。 ITシステム運用手順書における構造化手法の提案 https://t.co/AmFklH4UJA
@ikemo 上記手順書からの知見を研究会論文にしていますので、もしご興味があれば... https://t.co/GSvevScHZX
「運用手順書書こうぜ!」といっているのは一応研究会論文にしたので、全く進捗が無いわけではない (言い訳) https://t.co/GSvevScHZX
@mnagaku @alohaug 研究会発表としては、昨年11月の https://t.co/JqhmZgTR85 があります。先行研究ができていないので、論文というより記事みたいな感じですが

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