著者
岸 知二 野田 夏子
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.1203-1214, 2018-04-15

フィーチャモデルからのフィーチャ構成導出は製品系列開発などで行われる重要な作業であるが,導出の計算量はNP完全であり,大きなモデルからの導出や導出の繰返しはコストが高い.フィーチャモデルの構造を解析することによって,たとえば導出の繰返しを効率化したり,より小さなサイズのフィーチャ構成を導出したりすることができるが,構造の解析もまた高コストである.本稿では,構造の解析を低計算量で近似的に行い,それに基づいてフィーチャ構成を導出する手法について提案する.シミュレーションによる評価で,本手法がフィーチャ構成導出の繰返しや,小さなサイズのフィーチャ構成導出に有効性を持つことを確認した.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

https://t.co/CnaSgtkh9y フィーチャモデルの近似的解析によるフィーチャ構成導出手法 情報処理学会論文誌, Vol.59, No.4, pp.1203-1214 (2018-04-15) https://t.co/F5PbFk8l3g 不具合組合せ特定のための機械学習による自動分類法の提案と評価 情報処理学会論文誌, Vol.59, No.4, pp.1215-1224

収集済み URL リスト