著者
西浦 生成 崔 銀惠 水野 修
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.1215-1224, 2018-04-15

不具合組合せ特定とは,組合せテストの各テストケースの実行結果の成否から,バグを含むと思われるパラメータ値の組合せを特定する問題である.本研究では,機械学習を用いて不具合組合せを自動分類するための手法を提案し,その評価を行う.提案手法では,まず,組合せテストケースに含まれるパラメータ値の組合せとテスト結果の成否を学習モデルとしたロジスティック回帰分析を行い,それによって得られる回帰係数値から,各パラメータ値の組合せが不具合組合せである疑わしさを決定する.次に,各パラメータ値の組合せの疑わしさから,その組合せが不具合組合せであるか否かを自動分類するために,閾値決定法および最大距離分割法の2つのクラスタリング手法を適用する.最後に,実際にバグを含むオープンソースプロジェクトのプログラムflex,grep,makeのテストスイートに対して提案手法を適用した比較評価実験を行うことで,提案手法の有効性を示す.

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D1西浦君の論文が情報処理学会論文誌に掲載されました。 https://t.co/4QvxXwRrTl
https://t.co/CnaSgtkh9y フィーチャモデルの近似的解析によるフィーチャ構成導出手法 情報処理学会論文誌, Vol.59, No.4, pp.1203-1214 (2018-04-15) https://t.co/F5PbFk8l3g 不具合組合せ特定のための機械学習による自動分類法の提案と評価 情報処理学会論文誌, Vol.59, No.4, pp.1215-1224

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