著者
上原 哲太郎
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.380-385, 2019-04-15

改元が和暦を用いる情報システムに対して与える影響を考える.標準的OSやライブラリは西暦で処理されているため,和暦の処理はライブラリやOSの機能に頼らない場合が多く,その場合の改元対応は2000年問題と同様にプログラムの解析から始めざるを得ない.ライブラリ等の更新で対応できる場合においても,年度表記の曖昧さが残る問題,合字問題,元年表記問題などにより,やはりコード改修が皆無とはいかない場合がある.Excelなどのアプリケーションにおける新元号対応が不具合に繋がっている例もあり,新元号対応はそれほど大規模でないにせよ社会の随所で情報システムの混乱をもたらすと予想される.

言及状況

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まぁ連休明けにいくつか問題が出るのだろうと思います。役所の帳票類あたり訂正漏れが見つかったり。あとWindows 10のパッチの影響もありそう。例えば.NET FrameworkのJapaneseCalendar.GetEra()… https://t.co/plyeFDiJMK

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